効率アップについて
togglで自分が実際どのような時間を過ごしているのか?計画に対しての結果のズレなどを見てきましたが、時間が可視化されたことにより「無駄」が非常に良く見えるようになったはずです。
効率アップするにはどうしたら良いか?
おそらくtogglを使うまでは、頭ばかりが先行して答えが出ないという状況ではなかったでしょうか?しかし、結果は既に出て、無駄が見えているはずです。そして前回の記事に書きましたが、その無駄の部分はコミュニケーションが必要となる部分であったはずです。それ意外の無駄は微々たるものでしょうが、簡単に改善できるものでしょう!
原価計算について
さて、ものものしく「原価計算」としましたが、それには理由があります。
通常今までのサービスは簡単な公式で表せます。
売上=単価×数量
利益=売上-原価
ですね!
しかし、サービス業だといわゆる人件費が「原価」となることがあります。正確に言えば「人件費」ではなく「労務費」になりますが、この際分かりやすいように「人件費」にします。
どのような職業がそれにあたるかというと、私の周りでは「デザイナー」さんがそれにあたります。
例として広告代理店を挙げると、
お客様から「A4チラシ1万部」の依頼を受けました。
外注のデザイナーを使えば、相場で2〜3万円です。社内のデザイナーにお願いした時の原価はいくらでしょう?
実は明確な答えはありません。
仮に社内デザイナーAさんは給与が18万円ですから、そこから時給計算して制作に要した時間を掛けるというやり方が一番多いでしょうかね?でも、果たしてそのやり方で良いのでしょうか?
決してそのやり方が悪いというわけではありあませんが、デザイナーの力量を考えない、かける時間の目安も伝えられないというのであれば、管理しているようでかなり杜撰になるはずです。そしてサービス残業の日々が続くという悪循環に陥る可能性も大です。
ですので、まずは標準となる原価をtogglから割り出したもので決めてしまえば良いのです。
社内には1人しかデザイナーが居ないというのであれば、外注のデザイナーさんにご協力頂ければ可能です。そして一度設定してしまえば、半年〜1年での見直しは必要でしょうが、大分正確な運用が可能になるはずです。
分かりやすい例で広告代理店とデザイナーという形をとりましたが、サービス業だとこのパターンにあたるケースは多いはずですので、一度挑戦してみると良いと思います!